炊き立てご飯と田舎みそ

3歳のおしゃまなマル子と、最近生まれたポン太郎の母であり、医療系の専門職。子育ての話や専門職目線の話などを綴っています。

酒はぬるめの観がいい

スーパーマンがいっぱい

皆様、平昌オリンピックは楽しまれているでしょうか。

わたしは根っからの運動音痴なのですが、人のを見るのは大好きです。

暇があればオリンピックのチャンネルを探しています。

本当に、メダルを手にする人も、そうでない人も、

何ならいまテレビには映っていない人も、みんな尊敬します。

わたしも今できる、しなければならないこと、頑張ろう。

 

マル子に憧れ

さてさて、マル子が生まれてしばらく、うちの子はまっかっかでした。

祖母に言わせると私の力み方が下手だったそうなのですが、その真偽のほどは不明。

ただ、元産婆なのでたくさんの母子は見ている人です。

 

それはそうと、赤いあざが引いてきたと思ったら、サーモンパッチが残り、

まあ、そのうちなくなるでしょ、と気にせずにいたらいろんなところに小さなぽつぽつ。

当時里帰り中で、両親から「乳児脂漏性湿疹でしょ、大丈夫」と勝手なお墨付きをもらい見守っていたのですが、

とうとう首など皮膚のくっついているところから浸出液が出てきてしまいました。

 

そこまできてやっと病院へ連れて行った私。

言い訳になりますが、当時の私はめちゃめちゃ両親に気を使っていまして、「大丈夫なもの」と言われると反論できず…

いざ本当に不安になってくると「母親なんやから、早く行きたいって強く主張しろ」と叱られました。

どうしたって叱られる。

 

結局それは乳児湿疹とはいえかなりひどいものだったので、ステロイドが処方されすぐに治りました。

 

そのまま、たまに頬にぽつぽつが出つつも見守ってきたのですが、

ある時「アトピーでは?」と疑いだすと不安が爆発。

すでに里帰りから戻ってきていたので、速攻で皮膚科へ行って診てもらいました。

結果はやはりアトピー

今は経口薬と塗り薬でコントロールする日々です。

 

ケアの大切さ

皮膚科に受診をして、きちんと診断を受けてコントロールしているマル子のお肌。

今はつるっつるのぴっかぴか。

子供らしくきめ細やかで、乾燥もないし、ほとんどぷつぷつも出ません。

出たらすぐに塗り薬。かなり頻度も減らせるようになってきました。

「赤ちゃんのお肌はつるつる」なんてCMではよく言いますが、実際はそうでもないなー

なんて思いながら見ていたお肌が、本当はつるつるだったショック。

なかなか治療しなくてごめんねー、という気持ちと、今のうちに気付けて良かったーという気持ち。

おかしいなと思ったら「大丈夫」と勝手に結論付けてはいけないなと学びました。

 

マル子になにかあると、マル子がかわいそうなのは言わずもがな、わたしも落ち込みます。

ママさんならわかるでしょうが、自分が悪いと感じてしまうのです。

本当はそうではないでしょうが、やっぱり子供に何かあれば自分を責めてしまいます。

それって、家庭としてもいいことはなく、子供も感じて不安になるし夫も気を使ってくれてしまいます。

だから、うん?と思ったら、些細なこととしないことにしました。

夫でも私でも、動けるほうがすぐに動く。

学んだことはすぐに情報共有。

今のマル子だけではなく、20年後のマル子にも幸せでいてほしい。

 

あ、これはお肌だけの話ではないですよ。

風邪だと思っていたら滲出性中耳炎だった、なんていう失敗談もあるのです。

これもし治療がしっかりできていなかったら、言葉の発達が遅れていたかもしれません。

これに関してはわたしは専門家のくせに、なかなか気づけなかったのです。反省。。。

 

ね、「大丈夫」ってめっちゃ怖いでしょ。

本当に大丈夫ならやったー!と思えばいいので、乳幼児の事は本人訴えも完全ではないし、

ちょっと神経質なくらいでもいいのかな、と思っているのんきな私です。