月がとっても青いから♪なんてメルヘンじゃない日々
やってきた時限爆弾
毎月やってくるあいつ。
あいつよりももっとわたしを苦しめるのは、その前に来るヤツなのです。
女性にはお判りでしょうか。
そう、PMSです。
わたし、それでなくても短気なほうですが、PMSが産後どんどんひどくなっているのです。
体調もおなかが便秘がちになり、そのくせ生理がはじまるとドドーンと下る。
当然吹き出物もできるし、体重も2キロ程度は増えてしまいます。わかっててもガックリ。。。
それよりなによりつらいのは精神症状で、とんでもなくイライラするのです。
いつもならもう少し我慢のきくことでも、腹が立つ。
マル子のことはもちろん変わらずかわいいのに、いつもなら聞けるわがままも「だめなもんはだめ」と意味不明に拒否したり。
夫にもいつもより家事の粗が気になって、いきなりがみがみ指摘したり。
もちろん、PMSがすべて悪いというつもりはありません。
わたし自身がもっとこらえなくてはならないと、PMS期にはいると自分に言い聞かせています。
体を温めるとか、イソフラボンを取るとか、そういう対策もしてみました。
それでもだめで、婦人科に通って漢方治療を受けたりもしました。
それでもなかなか恐ろしい敵なのです。
これらの話は女性でもわからない人にはわからないし、男性にはもっと意味不明でしょう。
普段穏やかな女性がイラつきだしたら??となるでしょうし、普段からイライラした人がひどくなるなら迷惑千万です。
もしそういう人がいれば、こんな例もあるよ、程度に参考にしていただければと思います。
対策1 漢方治療(婦人科)
漢方治療では、ものすごく細かい問診と触診(腹部や足関節など)などをしたのちに、いくつかの漢方をいただきました。
最初は当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)。女性特有の病気にはよく使われるので結構有名です。が、わたしはいまいち変化なし。
それから、五積散(ゴシャクサン)。比較的飲みやすかったのですが、やっぱりわたしはあまり変化なしでした。
その次は温清飲(ウンセイイン)。うん、飲める。でも苦い。。。症状はよくなったようでした。でも冷えが気になりました。
次に出たのは、黄連解毒湯(黄連解毒湯)。ものすごく純粋に、めっちゃ苦い。。。ただただクリアな苦さ。温清飲の成分の一つだそうです。
これは温清飲と併用していました。味覚的にはつらい時期でした。
ある程度症状が落ち着いたので、黄連解毒湯は頓服となりました。
そして冷えがやっぱりあったので桂枝人参湯(桂枝人参湯)を処方されました。これはおいしい。シナモンと人参なので当然か。
そんな紆余曲折を経て、看護師さんから「次の予約日で調子よければ断ってもいいかも」と言われるほど回復。
そういった看護師さんの心のうちはわからないのですが、実際調子が良かったので予約をキャンセルしました。
対策2 白砂糖をやめる
それからしばらくはよかったのですが、またやってくる時限爆弾。
そんなわけで病院の通院はやめてり、総合病院のためまた外来受診をするには紹介状が必要で断念。
紹介状なしでもいいのですが待合がものすごく待つのと、診てほしい先生に診てもらえないのです。
そこで、先生に言われていた「白砂糖をやめる」をしてみました。
正しくは「控える」程度で、普通の3食に使うお砂糖(煮物のお砂糖)程度は使っていましたが、茶色いお砂糖に変更。
通勤途中に飲んでいた清涼飲料水をやめて、買い食いも控えました。
ちなみに茶色いお砂糖は甜菜糖だとなおよいようです。
甜菜糖、少し高いうえに近くのスーパーでは品ぞろえも2種類と少ないですが、やさしい甘さでおいしいです。
さてさて、むくみが軽減し、体重も少し減りました。
それから、冷えにくくなったようでした。(春先なので季節の変化だったかも)。
しかし、そのころ仕事の時間が変わったり夫の出張が増えたりで、その食生活を維持する精神的余裕がなくなりやめてしまいました。
これはきちんと続ければ効果は大きかったようです。
ポイントは、せんだってはやっていた「糖質オフダイエット」とは異なり、避けるのは「白砂糖」だけということ。
ですから、わたしは甘えが出てしまって中途半端でしたが、間食や外食に配慮すれば難しいことではありません。
対策3 市販薬に頼ってみる
最近市販薬のPMSの薬が発売されました。
サプリメントはもっと以前からあったのですが、要指導医薬品(薬剤師からの説明を得ないと買えない)はなかったのです。
名前はプレフェミン。
薬局などに最近ポスターも貼ってありますね。
わたしもあのポスターを見て購入を決意しました。
「子供のことはかわいいのに、いらいらしてつらい」といったような内容だったと思います。
それはまさしくわたしの気持ちを代弁してくれているようでした。
「あぁ、世の中には同じ悩みのお母さんがほかにもいるってことか」と安心したのです。
病院に通院する義務がないのもありがたいことですね。
一応連続服用3か月程度で受診することを勧められていますが、実際に薬剤師さんに相談をしたところ、
「何かおかしいこととか、いつもと違うことがなければいいでしょう」とのこと。
なんどかリピートしていますが、「病院に行ってないなら売りません」と言われたことはありません。
問題としては、飲み始めた最初のPMSはひどくなる可能性がある、ということでした。
以前プレフェミンの口コミを調べたとき、「PMSがひどくなったからやめた」とのコメントを見たことがありますが、それは問題ないようです。
その後3か月程度の期間を経て、だんだんと体質改善をしていく薬なのだとか。
とはいえ「ひどくなった」が何度か続く、全然よくならない、という場合は合っていないのかもしれません。
処方箋なしで購入できても医薬品なので、素人判断は避けたほうがいいでしょう。
わたし自身はそのような実感はなかったので、「よしいける!」と期待をもちました。
結果3か月服用をしてみて、わたしには効果があったようでした。
まったくイラつかない、身体症状がないということにはならないのですが、ずいぶん楽になりました。
イライラするというのは、他人は言わずもがな、自分自身も非常に疲れます。
イライラしたことで自己嫌悪にもなり、母親や妻としての自分に否定的な感情を持ったりしてしまいます。
これがなくなると、本当にブルーデーにも明るさが出るというものです。
↓の商品は同じものではないのですが、有効成分が同じなので近い効果が期待できるかもしれません。
大手の佐藤製薬が出しているというのも安心ですね。
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さて、まだまだわたし自身戦いのさなかなので、もっと良い対応策を見つけたらまた体験してみようと思っています。
これらのしんどさについては、「わかってくれない」「理解してくれない」と女性は言いがちです。
でも、「体験できない」ものは「理解できない」のです。
だから、「自分でも対策をしているので、協力してください」と素直に打ち明けるのもパートナー間で必要な対策なのかもしれません。
わからない側も、「ただのわがまま」で片づけずそういうこともあるのだな、程度でも受け止めてみてほしい。
手伝ってくれなくても、助けてくれなくても、「そうなんだな」と離れてみててくれたらそれで十分。
とはいえ我が家は夫が「しんどいんだね」とそういうときにねぎらってくれるので、とても恵まれています。のろけです。
彼に感謝をしながら、家族が笑って暮らせるように、よく笑う母でいたいなと思っています。